ユニクロは日本で一番大きな小売業でしょうか? 違います。
日本の経済新聞、NIKKEI(日経)が、小売業の売上高ランキングを毎年公表しています。今年の6月に、こんな結果が載っていました。
これは、2015年(会計年度)の売上高を比べたランキングです。外国での売上高も含みます。また、子会社の売上高も含んでいます。
1 イオン 8,176,732百万円
2 セブン&アイ・ホールディングス 6,045,704百万円
3 ファーストリテイリング 1,681,781百万円
4 ヤマダ電機 1,612,735百万円
5 三越伊勢丹ホールディングス 1,287,253百万円
6 J.フロントリテイリング 1,163,564百万円
7 ユニーグループ・ホールディングス 1,038,733百万円
8 アマゾンジャパン 999,900百万円
9 高島屋 929,587百万円
10 エイチ・ツー・オー リテイリング 915,690百万円
ユニクロがない? 3位のファーストリテイリングが、ユニクロを運営する会社です。4位以上の企業は日本中に店を持っていて、どの地方でも目にすることができます。
圧倒的にビジネス規模が大きいのは1位のイオンと、2位のセブン&アイです。どちらもスーパーマーケットとコンビニエンスストアを運営しています。
イオンのスーパーマーケットは日本中に2500店あります。また、商業モールも200カ所以上あります。セブン&アイが運営するコンビニ「セブンイレブン」は日本で最も人気の高いコンビニです。セブンイレブンは日本に約1万9000店あります。
ユニクロの日本国内店は約840です。イオンやセブン&アイが運営する商業モールにユニクロが入っていることも多いです。
日経新聞の記事は、Amazonの売上高の大きさに着目していました。表にあるAmazonの売上高は、前年比19%と大きな伸びです。来年はもっと順位を上げるかもしれません。
※ランキング7位のUNYgroup Holdingsは、現在はFamilyMart UNY Holdingsに変わっています。